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13 終わりに
私は、文芸社から2冊本を出している。 2011年(平成23年)8月出版だ。 自己満足のような本だと思っていたが、
思いもかけなかったことに、売れ行きが良いので電子書籍化しないかとお電話をいただいた。 それなりの費用がかかる
。 色々考えて、お断りをした。 さて、 そうなると自分で電子書籍は出せないのかと調べてみたくなった。 ちょうど授業
にipadとプロジェクターを導入して、黒板を捨てた時期と重なった。 アップルサービスの若いビジネスマンの方々に色々教
えていただいた。 「電子書籍 制作」 の キーワードで 検索するよう勧められて、最初にヒットした会社に電話をかけて
みたら、若いビジネスマン向けの電子書籍を書く作家を募集しているという。 募集するのに費用はかからない。 これは
素人の私でもやってみる価値はあると直感した。 私の教え子さんたちは、ほとんどがビジネスマンまたはビジネスウー
マンとして会社で働いておられる。 後6年で退職の私が、遺言のように残す言葉があるように思えた。 考えを温めて、
年度末の3月23日(土曜日)と24日(日曜日)の2日間で書きあげた。 これを送ってみることにする。 はたして、本当
にっこれが電子書籍となり、若いビジネスマンやビジネスウーマンのもとへ届く日が来るのだろうか。 すべてはシュレッダ
ーに行くと悟って今日な店じまいし、病気にならないように早く寝ることとする。 みなさん、どうかお元気で。 決して忙しす
ぎて鬱になどならないようにしてください。
2013年(平成25年) 3月24日(日) 藤田 花音