私と英語教育
今の私(54歳4カ月)
★ 今までの英語教育を振り返っています。 受験英語はどうしても好きになれない私です。
今の私(54歳1か月)
★ ひたすらテキストを音読、暗唱、暗写させています。
アウトプットを要求されることが多い現状ですが、インプットされていないと出てくるものが
ほとんどないか、知っている単語くらいなのです。 母語を覚えていったように、インプットを
意味あるもの、興味深いものとして、定着させることを第一に考えています。
★ 文法の体系化
随分文法書を読んできました。 その中で高校生にわかりやすいアプローチの仕方を見出しました。
少しずつ書いていきたいと思います。
生徒には全体を意識させ、今その中で何を学習しているのかを意識させるようにしています。
★ 題材へのアプローチ
広島の貞子 さんが久方ぶりに今年(H24)の教科書に出てきました。 背景知識を日本語で与え、
教科書の英文を暗唱させ、文法事項も抑えました。 小テストで単語熟語、発音アクセントも確認しました。
そして最後は内容を深く理解考えさせるため、 みんなで鶴を折り、(一人二羽)一羽は日本語で、もう一羽は
英語で平和への祈りを書きました。 50羽を束にし、7月20日という期限までに東京の事務所へ送りました。
原爆の日に貞子像へ奉納してくださるそうです。 題材を生きたものにしたいと思っています。
★ CD、DVDなどの活用
CDを毎日家で聴く宿題を出しています。 暗唱する際にCDを聞いてまねるようにと言い続けています。
まじめな生徒はこれで英語が本当に上手になります。 教材に関するDVCがあれば自費で購入し、時を
見計らって教室で見せています。 生きた英語に生徒は引き込まれます。
★ 教員生活28年目
英語を教えることがやっと楽しくなってきました。 趣味かもしれません。
★ 模試・受験対策
日本受験体制が大嫌いです。 偏差値で人は測れないと思っています。 だからこそ、生徒には受験とは
模試とはどんなものかを早くから教え、うまく乗り越えることができるように指導しています。 負けてたまるかです。
生徒の見方でありたいと思っています。